
Milano Design Week 2026 開始直前の準備報告
1年ぶりのPalazzo Litta です。変わらぬ姿で数百年この場所に立ち続けています。今年も我々BASE TIMES kawaguchiの展示が再びこの聖地で開催されることを大変嬉しく、感謝しています。
今年もまた多くの方にお越しいただき、多くの出会いがあることを祈っております。

昨年と同様の COPPER ROOM です。
お陰様で2025年はこちらの会場で大変な盛り上がりを見せることが出来ました。2026年もBASE TIMES kawaguchi5社の金属加工技術と、石田和人デザインの新インスタレーションと、新作が加わってさらにアップグレードした「Kawaguch-air」シリーズをお披露目できることを嬉しく思います。

わたし石田は14日に事前に現場に入り、エアーで運んできた作品群を木枠から外し、COPPER ROOM に搬入します。
今年は不幸な戦争が始まってしまったことで、荷物の運搬にもかなりの影響が出て、3月初旬には、もしかしたら運ぶことが不可能になるかもしれないという情報が入り、作品制作も急ピッチで進めてきた経緯があります。無事にミラノの地に運ばれ、目の前で再会できる喜びと安堵の時間です。

安堵ばかりの時間はありません。現場では現地施工業者による設置が始まっています。石田デザインの設計の通りにことは進むのか…。何せここはイタリア、思い通りにいかないのが常なので、細かくチェックしながら、空間の質を上げていかなければいけません。

さまざまな障壁がいくつもありました。。。設計通りではない脚の切断です。そういった面倒を回避しようと別の案がひっきりなしに出てきますが、その度に現場監督とのやりとりを行い、妥協することなく向き合って乗り越えてきました。

16日になりメンバーが4人加わり、磐石の体制です。今年の主役素材はメッシュ。神殿作りにも使われる「御簾」を模した垂れ幕が慎重に取り付けられます。息が合ったメンバーの丁寧で慎重な仕事は安心感があります。


少しづつ形になり空間が仕上がっていきます。

会期中もご報告が出来るようにいたします。Instagramでも配信していますので、ご確認ください。

今年度のコンセプトは「変容 -ZEN METAL GARDEN-」。BASE TIMES kawaguchi には、一枚の金属板を無数の形へと昇華させる、真のメタモルフォーゼ(変容)を生み出す卓越した職人技があります。その繊細で美しい加工技術と表現スタイルを、日本の禅の美意識を用いたインスタレーションで表現します。そして昨年も好評を博した「Kawaguch-air」の椅子コレクションは、日本ならではの自然の変化を感じ取る感性を取り入れたデザインで構成され、映り込む風景もデザインの一部として捉えています。
会場は、昨年に引き続きミラノの歴史的建築「Palazzo Litta(パラッツォ・リッタ)」。西洋の壮麗な宮殿建築と、日本の精緻な金属加工技術が響き合う空間で、来場者を新たな美の体験へと誘います。
ミラノ・デザインウィーク 2026 ― BASE TIMES kawaguchi 出展情報
【会期】2026 年 4 月 21 日(火)~4 月 26 日(日)
【会場】MoscaPartners Variations Palazzo Litta,Corso Magenta 24, Milano
【主催】MoscaPartners Variations
